日本をはじめ、先進国と言われる国では「10-15%前後」の方になんかしらの難聴を抱えていると言われています。
このうち3-4%の方はいわゆる難聴の度合いレベルでいう「中級レベル」に値するらしいです。
そう、先進国でいえば10人に1人以上の方が何らか耳に問題を抱えていることになるのです。
さらに言えば25人以上に1人が「中級レベル」以上の難聴なのです。
もはや非常に身近な病気であると言えるでしょう。
日本において、正確な難聴人口はまだ発表されていないのですが、
上記の指標に照らし合わせていくと、大体の人口がわかってきます。
日本の人口は2014年8月現在で「1億2713万人」。
ここに「10-15%前後」の中間値として12.5%をかけると・・・
【15,891,250人】がなんかしらの難聴を抱えているのです。
中級レベル以上の難聴人口は【4,449,550人】になるのです。
【4,449,550人】といえば、宮城県と新潟県の全人口を足したほどの人口となります。
それほどの人口の方々が難聴に苦しんでいるのです。
がしかし、一番大事なのが今後の世界なのです。
日本はいま、世界中で誰もが体験したことの無いスピードで超高齢化社会に突入しました。
これはもちろん、日本だけではありません。世界的に見てもこの流れは続いていきます。
このまま世界的な高齢化が進行すると、2025年には推定難聴者数は約9億人にまで増加し、世界人口に占める割合もさらに増えていくことが予想されるでしょう。
その世界で補聴器に求められるのは安価に供給できるようにすることです。
これからは先進国だけではなく、発展途上国も高齢化社会が進んでいく事が予想されています。
そのような時、現状のような高価な補聴器だらけでは供給はできません。
より一層メーカー同士の技術革新争いが続き、より安価なモデルが出てくると良いですね。
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