補聴器は防水? 知っておきたい補聴器の防水事情

2014.3.15|補聴器選びのよくある質問

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補聴器が開発・使用されてきてから100年以上、一般的な補聴器は、今現在でも防水機能が付いていないものが
多いようです。
本来、補聴器は薬事法上の「管理医療機器」としての基準があるくらい精密に作られており、
湿気や水滴はトラブルの原因となるとして、長年懸念されてきました。
お風呂・プール・スポーツの汗はもちろん、不意のにわか雨にあたるだけの少しの水分でも、補聴器の故障につながる
可能性があるために、補聴器使用者は様々な制限の上で日常生活を送る必要がありました。

補聴器は、主にイヤホンタイプのものが多く、汗や耳垢などの汚れを手入れをして使用します。
基本的な手入れの一つとして、日々の汚れを落とした後、補聴器内部の湿気を取り除くため、
就寝時などはずす時には、乾燥剤を入れた専用ケースで保管します。

≪防水タイプの補聴器登場≫
1986年「リオネット」補聴器を取扱うリオン株式会社が、世界初の防水タイプの補聴器を完成させました。
当時、防水の技術自体が乏しい中で、同社は精密な部品製造技術の集積やアメリカのNASAが開発して宇宙服に使用していた
気密繊維でマイクロホンを覆うというアイデアによって、音は通して水は通さない薄膜技術を開発し、
防水型補聴器を完成させました。
この技術は、のちに携帯電話をはじめとする広い分野の音響製品の防水化に広く応用されるようになり、
現在、私たちもこの開発の恩恵を受けて生活しています。

≪防水タイプの補聴器のメリット≫
日常の手入れを行う際には、通常は湿気に気を使ってしていた作業も、防水のため「水洗い」が出来るようになりました。
プールでの使用が出来るようになったことにより、水泳授業などは補聴器をはずすと指導者の声が
聞こえないということが無くなり、耳の障害を持つ児童も補聴器をつけてプールに入れるようになりました。
防水機能は、難聴者の活動の幅を広げることに役立ち、通常の生活を送る上で大きな役割を果たしています。

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