オーティコン社の企業理念は「ピープル・ファースト」
「聞こえに悩む人々を大事に考える」ことを掲げています。
【オーティコンの歴史】
創業100年を超えたこの会社は、
デンマークに住む創業者の妻が難聴だったことがきっかけになり、
当時イギリスの補聴器が効果があるということで、
その補聴器をデンマークでも広げるために輸入販売会社として発足しました。
のちに創業者の息子が製造・販売も手掛けるようになり、今のような補聴器専門メーカーになったようです。
自社で研究施設を持つほど、補聴器の最先端で自然な聞こえを追求する技術に力を入れています。
【オーティコン補聴器の特徴】
オーティコン社は慈善財団により所有されている世界で唯一の補聴器会社だそうです。
ボランティアの難聴者が製品の開発に協力し、
8割以上の賛同を得られたモノのみ製品化できるという基準を設けているとのことで、
日本の補聴器販売店のなかには、こういう会社理念に賛同して取り扱いをしているという販売店もありました。
オーティコン社は新しい補聴器の開発にあたっては、
難聴者ひとりひとりのニーズと希望を第一にして、
フィッティングを重視した対面販売を行うとしています。
1992年、世界初の全自動アナログ補聴器。
1996年に世界初の耳かけ型デジタル補聴器を開発。
2004年には人工知能モデルを開発して、今は一日疲れず、
聞き取りにくいところでも効果的に音を伝える機能も搭載されて、
「より自然な聞こえ」を実現するために様々な開発を行っています。
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