リオンの作る補聴器は「リオネット」という愛称で親しまれています。
国産にこだわり続けて60年以上、日本の難聴者のためにより良い補聴器作りにこだわっています。
1944年株式会社小林理研製作所として設立
1947年に、難聴だった工学系の大学教授からの提案から補聴器の試作を開始し、
翌年には日本で初めて量産補聴器を発売。
その後も、技術と品質にこだわる同社から世界初の様々な補聴器を開発しています。
【世界初・国産・独自の機能にこだわるリオネット】
1981年 世界初の自動騒音抑制式補聴器を発売
1983年 世界初のワイヤレスCROS骨導めがね式補聴器を発売
1986年 世界初の防水型補聴器を発売
1991年 世界初のフルデジタル補聴器を発売
1994年 世界初の空気電池を使用できる防水補聴器を発売
1996年 世界初の電池無極性耳かけ型補聴器を発売
なかでも、世界初の防水型補聴器の発売は難聴者の活動の幅を広げることに役立ちました。
補聴器を装用したままお風呂に入ったり、スポーツの汗や、突然の雨でも安心してつけていられるような
補聴器の実現は、世界中の難聴者の願いでした。
また、日本のじめじめした気候によって起こる「汗・結露」への対策も、防水対策を施すことで解決しました。
「世界初の電池無極性耳かけ型補聴器」は、同社が開発した「おまかせ回路」という独自の機能を採用しています。
「おまかせ回路」とは、電池に必ずある「プラス」と「マイナス」を、どちら向きに入れても正常に動作し、
電池の極性を判別しにくい小さなボタン電池を取り換える時の面倒さを取り除くことを実現しました。
このような同社の独自の機能は、電池交換の失敗がなくなるメリットがあり、
補聴器のユーザーが多い高齢者の方にとても好評のようです。
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